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「大博打」「迅雷」「疫病神」-黒川博行著

2016.12.14水

黒川作品類

黒川作品、まだまだ続きます。
一応、「シリーズ別」に古い順から読むようにはしているのですが…
どの物語も、ハードボイルド系。
私は、この人の、美術ネタ作品に興味を持って読み始めたのですが、続くは続くは「固茹」系。(*_*;

では、あらすじをちょこっと。


「大博打」
老人ホームから男性が誘拐されました。
息子である社長に身代金請求。
それを金塊で支払えとの請求。
金塊がどのように運ばれるのかの展開の面白さ。
また、犯人と誘拐された老人との「情の通い」など、
ハードボイルドの中にも、
何か、人間的なホッとする部分があります。
「なぜ、自分を誘拐したのか」を知りたかった老人が、
その謎を解き語っていくラストシーンは、
事情が分かって、老人のみならず読者もスッキリ。
登場人物が大阪弁を喋っていて、
耳に馴染みのある言葉で、私には読みやすかったです。


「迅雷」
これまた誘拐物語。
稲垣、友永、ケン…職にも人生にも零れていそうな3人が、
ヤクザの幹部を誘拐して身代金要求。
ヤクザと3人の追いつ追われつのやり取りが続く。
ただ、ひたすらに、アウトローなハードボイルド。
無茶苦茶な3人、
しかし、最終シーンで、
友永の行動に「あ~ぁ」という気持ちと「やったね」とニンマリする気持ちに包まれます。


「疫病神」
ヤクザ桑原と建設コンサルタント二宮が産廃処理場建設を軸に、
建設業界、政界、ヤクザ界のつながりや諸々の思惑、トラブル にぶつかっていく様。
直木賞「破門」につながる史上最凶コンビ結成の場面の書かれた本なので、
シリーズの最初から読まないとと思ってスタート。
全編にわたりハードボイルドでシンドイ。
しかし、自分の知らない世界のことや、
社会の機構を説明してもらっている感があり、
「へえ」「そういうことか」と頷く場面も多々。
大阪弁の掛け合いが感覚的にわかって面白い。

今も、さらに、黒川作品を読み進んでいます。
暴力、暴言、ウラ駆け引きと、ドロドロ満載で、
ああ~、清涼飲料水みたいな本が読みたい!
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COMMENT

おお黒川博行さん、日本に行った時、飛行機で見た映画、後妻業がめちゃ面白かったので他にどんな小説を書いているのか本屋で一通りペラペラと立ち読みしましたよ。パピナンさんが上げてくださっている本を見て見ましたが。ヤクザの話や、土建屋さんの話。サラリーマンのおっさんが喜びそうな題材でイマイチハードすぎて読まないかもと思ってアート系の話の奴を一冊買って見ましたよ。話は変わりますが東京駅周辺に大型書店が何件かあってそのうちの一つに行って見たんだけど、今時の本屋さんって陳列も見やすく凝っていて感心仕切りで2時間も立ち読み。><

桜子さんへ

コメントありがとうございます。
黒川氏の小説は、
いくつかが映画化されたり、ドラマ化されたりで、
結構、人気作家さんだったのですね。
しかし、お話がドロドロで、
読んでいると、
気持ちがドロドロしてきそうな気がしますね。(*_*;

そうそう、最近の本屋さんって、面白い。
JUNK堂なんか、書棚の横に椅子があって、
座って、じっくりと購入を検討するようにと勧められてるような感じです。
ジャズ系の楽譜が、けっこう、あるのよ。

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Author:パピナン
旅のHPを作りたいと思いながら、
実現しないまま10年の歳月が流れ…
ブログ立ち上げをきっかけに、
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